塾で小中学生を勉強をサポートしながら、一般企業で新卒採用に携わっていますが、東京の学生と静岡の学生では若干意識の違いというか能力の絶対値の違いのようなものを感じます。
グローバル都市の東京とローカル都市の静岡では日ごろ触れている情報や環境に大きな差があるような気がします。
熾烈な競争のある東京で働く方が幸せなのか地方でそれなりに働く方が幸せなのかは人それぞれかと思いますが、無限の可能性を秘めた子供には少し目線を上げた目標に向かって頑張ってほしいと思っています。
理想としては
・自分で考えて行動できる
・物事の本質を探れる
・情報に敏感になる
ような子供になってほしいと思い接しようとしていますが
現実は
・まず決められたことをしっかりやり切る
・表面的なテストの点数をアップさせる
・最低限、教科書の内容を理解させる
ということに終始しています。
親御さんとしては学校の成績の基準となるテストの点数や進路指導のベースとなる内申点をアップさせたいという理由で塾に通わせていると思いますのでその期待に応えつつ、子供たちには、教えられたり言われたことを正しくこなすだけではない意識も少しずつ身に付けていってほしいと思って接しています。
中間テストが迫っていますが、点数をただ上げるのではなく、自分なりのやり方で成果が出たという手応えを感じてもらえると、自信につながり、成長力につながります。
生徒たち自身はまだ半信半疑かもしれませんが、塾での学習姿勢を見ている私なりにはかなり手ごたえを感じています。
理想は高く持ちつつ、現実の課題にも対応しながら、子供たちの可能性を大きくしていければと思います。