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教えたいけど教えない

塾を開くくらいなので教えたがり知ったかぶりな性格なのですが、生徒にはギリギリまで教えないようにしています。
指の動きや目線、姿勢などからその生徒の思考具合を見極め、声を掛けます。
理科や社会はほとんどが暗記科目なので考えるというより思い出せるかどうかなので、あまり時間を掛けずに答えなりヒントを与えますが、英語や特に数学は教えられて解いた1問と自力で解けた1問では得られる理解度と自信度に雲泥の差があるので、声をかけるタイミングに悩みます。
英語も暗記科目の要素が強いですが、実は数学の文章問題並みに緻密で、2年生以降は、記憶のみで解答すると間違えるように問題が作られています。
そこを自力で見極められるかどうかが点数がとれるかどうかの分かれ目ですが、暗記部分が不安な生徒は余裕がないので、ひっかけ問題にひっかかりまくります。
かといってそこのポイントを事前に教えてしまうと自力でできたと勘違いして成長が遅れるので、あえて間違わせて、印象に残すようにしています。
生徒が苦悩している表情を見ているとついつい声をかけてアドバイスしたくなってしまいますので、生徒の背後で動きを見ながらタイミングを見計らっています。
生徒からすると、なんですぐ教えてくれないの?と思うかもしれませんが、残念ながら、教えたくても心を鬼にして教えるのを我慢しています。
そんなやり方で進めてきて初めての定期テストが間近に迫っています。
生徒が自信を持ってテストに臨めるよう、明日からも我慢の戦いが続きます。

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