自分自身が通っていたことや学生時代に就職先に検討したこともある一斉授業形式の大手進学塾。
当然、性格や学力が合えば有効な選択ですし、大手ならではの情報やノウハウは個人塾では得られない大きな価値だと思います。
それでもあえて個人塾にこだわるのは、生徒によって性格や学力が異なると分かっていて一斉に指導することに限界と無意味さを感じている自分がいるからです。
個別指導形式で一回の授業で同時にケアできる人数は多くて4名、生徒の学力によっては3名が限界というのが実感です。
受験生や不登校生の場合、授業の密度を最大限高めるために最大2名に制限して指導するようにしています。
どこで躓いているのか?どの瞬間に理解できたのか?腑に落ちていないポイントはどこなのか?どのレベルの問題なら自力で解けるのか?など、その生徒のレベルに合わせて都度カスタマイズしていくことで授業の密度を高めていくようにしています。
とはいえ、塾も経営ですので、授業の質を維持しながら生徒数を増やせないか常に模索しています。
いまのところ全く見えてきませんが、生徒の成長を見ると自分もまだまだ成長できるのではないかと勇気をもらいます。
受験生から小学3年生まで様々なタイプの生徒から日々ヒントをもらいながら、自分自身の成長も楽しんでいければと思います。