中学1年生で習う「正負の数」で初めてマイナスの世界を知ることになります。
そこで大事なのが引き算なのですが、小学校の時に習った引き算が正確に計算できない生徒が意外と多いです。
出来ていると思っている生徒ほどサクッと間違えていることも多いです。
あと、分数の足し算の通分や掛け算の約分のやり方を忘れていてスムーズに出来ない生徒も多いです。
小数を分数に直すのが苦手な生徒も多いです。
小学校を卒業して自動的に中学生になりますが、中学生になったからと言って自動的に算数ができるようにはなってくれません。
中学では小学校で習った計算は出来ていることが前提で授業が進むので、算数が出来ていない生徒はどんどんついていけなくなってしまいます。
かといって学校が小学校の算数をリカバリーしてくれるわけもなく、算数が分からない状態のまま、正負の数、文字式、関数といった数学の授業を容赦なく進めていきます。
小数や分数の四則演算がしっかり出来ていることと()がある時や掛け算割り算を優先するルールなどを当たり前に理解していないと、習った部分は分かっても結局答えがまったく合わず、一学期の前半で数学嫌いになってしまいます。
そんな数学難民、いや、算数難民を中学校に無事上陸させてあげたいと思っています。
中学生になったのに算数の勉強をすることに少し抵抗があるかもしれませんが、算数が苦手な生徒は、習ったことを思い出しながら出来ることを増やし、覚えるべきルールを積み上げていきながら1年生の9月には算数がマスターできているようにしてあげたいと思います。